パミル高原のカラコル湖

[karkol]
 カシュガルからパキスタンの方向へ195km行けばカラコル湖に着きます。パミル 高原には湖が多いけれども、大きいのがカラコル湖です。標高は3,600m、面積は 10平方キロメートル以上です。向こうに見える雪山が有名なムズタグアタ(7,54 6m)です。
 ここにはアクトゥ県登山協会の接待所があります。登山隊と観光客用のレストラン、パオホテルなどが あります。カラコル湖の周辺にはキルギス族の遊牧民が住んでおります。レストラン の前にはキルギス族の小さなバザルもあります。馬、駱駝、ヤクもいて、乗ったり楽 しめます。カシュガルから定期 バスなどはありませんが、タシコルガン行きのバスに乗って行くか又は車をチャータ ーして行けます。専用車で行った方が好きなところで写真を取れるし良いでしょう。
 カラコル湖の南にはムズタグアタ、東側と東北の方向にはKongur(コグル、ウ イグル語で茶色と言う意味です)峰(7,719m)と同じ名前のコグル山が十個並ん でいます。みな7,000m以上の標高です。
(2000.10.14受、10.29掲)