ムズタグアタ (Muztagh-Ata)

[Muztag-Ata]

 「ムズタグアタ」(Muztagh-Ata、標高7,546m)です。2000年2月10日の午前に撮った写真です。
 Muztagh-Ataはカシュガル市からパキスタンに行く中パ公路(パミル高 原)の傍にあり、カシュガルから200km西南にある高原湖−カラコル湖の南側に あります。
 ムズタグアタはコルム(崑崙)山の一つで、上の氷の平均厚さは100 m、氷の体積は23億立方メートルで、氷山として有名なので「ムズタグアタ」(意 味は氷山の父親)と呼ばれています。この山に氷河が7本あり、一番長いのは21k m、一番短いのは1,200mです。
 ムズタグアタの北側に有名なスーバシ(Su b ashi、スーは水、バシは頭、源で、分水嶺の意味です)峠があります。中パ公路 はスーバシ峠を通ります。標高は4,100mです。スーバシ峠はタジキスタンに近い です。 
 毎年、世界各国の登山隊がムズタグアタに登っています。

(2000.3.6受、3.12掲)