シルクを紡ぐ
シルクを取っているウイグル女性。
アパクホジャのお墓の庭にシルクの店もあります。シルクを取るところも見学できます。
そこで繭(まゆ)からシルクを取って、
糸を作ってEtles(エティレス)を織ります。手織りのシルク布、天然顔料(岩石と植物)で染
めたもので質が良いです。
[蚕と繭] 蚕(かいこ、「飼い子」という意味。カイコガの幼虫)がサナギになった時にこもる殻が繭(まゆ)。この殻に巻付いている繊維状のものからシルクが作られる。
ウイグル族が昔から作って、使って来た絹織物 -- Etles (エティレス、アトラスともある資料に載っている)。
中央アジアでウイグル、ウズベク、トルコ、トルクメン、アゼルバイジャン、タタル、キルギス、カザフ、タジクなどの
民族の女性の着物、布団、壁飾りなどに使って来たシルク布です。カザフ、キルギスなどはあんまり使いません。順番で
言うと、ウイグル、ウズベク、トルコ、トルクメン、タジクなどの民族が良く使います。
(2000.11.10受、11.11掲)